大型車の車輪脱落防止について(要請)

2021.12.22 安全・環境対策 福井運輸支局

大型車の車輪脱落防止について(要請)

 

 国土交通省では、大型車の車輪脱落事故防止について、平成30年度より冬用タイヤ交換時の確実な作業の徹底を呼びかける「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施するなど、毎年緊急対策を策定し積極的に取り組んできたところです。

 しかしながら、本年11月に県内事業者(会員)から車輪脱落が発生したとの報告が福井運輸支局へ2件ありました。

 このような状況を踏まえ、今般、福井運輸支局長より「大型車の車輪脱落防止」について要請が発出されました。

 車輪脱落は、6割強が冬期に集中し、さらにその6割弱が車輪脱着作業後1か月以内に発生しています。

 つきましては、下記の事項に留意し、今後一層の車輪脱落防止対策に取り組むようお願いします。

 

記  

 

1 日常点検において、ホイール・ナット及びボルトの緩みの点検を的確に実施する こと。

   特に脱落が多い左後輪は重点的に点検を実施すること。

 

2 大型車のタイヤ交換後は50km~100km走行後、増し締めの点検を確実に行うこと。

 

3 運転者が目視で容易に緩みの点検が行えるよう、ホイールボルト及びナットへのマーキング等を行うこと。

 

 

社内教育に啓発資料、動画をご活用ください

「大型車の車輪脱落事故防止啓発資料」「日常点検」 | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association (jta.or.jp)