事業用トラックが第1当事者となる事故が 多発しています(注意喚起)
2023.07.06 安全・環境対策 全日本トラック協会
事業用トラックが第1当事者となる事故が
多発しています(注意喚起)
令和5年1月から6月までの上半期における交通事故の発生状況は、対前年に比べ8件増の18件に達し、この6か月間で昨年の総数に迫る状況にあります。
特に、1件の交通事故での3名の死者数の発生が3件、2名の死者数が6件、1件の事故で10名以上の負傷者数を発生させた事故は3件と、大規模かつ重大な事故が相次いで発生し、飲酒事案も5件の発生が判明しています。
社会的影響が大きな交通事故や飲酒事案の発生が相次ぐことは、トラック運送業界の社会的信頼性の失墜のみならず、これまで築き上げてきた荷主はもとより、社会全体からの信頼関係をも根底から崩壊させかねない極めて憂慮すべき非常事態と言えます。
つきましては、トラックドライバーをはじめとする運送事業にかかわるすべての関係者が安全最優先の意識のもと、下記事項について再認識と徹底をお願い致します。
記
〇運行管理の徹底
・現下の交通事故の発生状況の関係者への周知徹底、並びに同種事故再発防止に向けた啓発活動の実施
・健康起因事故防止のための健康管理の徹底、過労運転とならない無理のない配車計画の策定
・法定速度の遵守、適正な車間距離の保持、走行中のスマホの使用禁止などわき見運転防止のさらなる徹底
〇確実な点呼
・現下の交通事故の発生状況の乗務員への周知徹底、同種事故の未然防止に向けた具体的な指導の徹底
・乗務前・後点呼時における運転者に対する健康状態の確実な把握、当該検査結果の確実な記録の徹底
<令和5年中の事業用自動車が第一当事者となる事故・飲酒事案一覧>
<事故防止啓発資料>
事故防止特設ページ | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association (jta.or.jp)
過労死等・健康起因事故防止特設ページ | 全日本トラック協会 | Japan Trucking Association (jta.or.jp)
以上